WiMAXルーターを選ぶ3つのポイントとは?全知識を詳細解説


WiMAXを契約したいんだけど、どの端末を選べばいいかわからないよ〜

WiMAXルーターって、知識がある人はどれを選べば良いか簡単にわかるんだけど、あまり詳しくない人には見慣れない単語がたくさん出てきてよくわからないだろうね・・・。

キャリアアグリゲーションとか対応エリアの違いとか、どれが良いのかさっぱり・・・

今回は、WiMAX端末を選ぶための知識と、全端末の比較をするよ。この記事を読めば、必ず最適なWiMAX端末を選べると思う。

WiMAX端末を選ぶ3つのポイント

WiMAX端末(モバイルルーター)を選ぶとき、「ごちゃごちゃ意味のわからない単語が書いてあって全然理解できない・・・」と思った方は多いのではないでしょうか。例えば、以下はGMOとくとくBBの端末一覧ページです。

「4×4 MIMO・CA対応」「キャリアアグリゲーション」等、普通の人にはわからない単語だらけです。さらに、機能・対応エリア・バッテリーの持ち時間等、公式ページを見ただけでは比較しづらいですよね。

じつは、WiMAXの端末(モバイルルーター)を選ぶには、たった3つのポイントを知っておくだけでOK。

  1. 通信速度の違い
  2. 機能の違い
  3. デザイン

この3つのポイントを知っておくと、どの端末が良いか選べるでしょう。

その1. 通信速度の違い

まずは、通信速度の違いです。

めっちゃざっくり言うと、「速いほうが良い」です。まあ、当たり前なんですが・・・。

現在の最大速度は440Mbpsで、W04、WX03という2つの機種が横並びです。

「速いほうが良い」理由をもう少し詳しく説明しましょう。興味のない方は飛ばしてOKです。

そもそも、WiMAXってどの程度の速度が出るのか

WiMAXの最大速度は440Mbpsですが、じつはこんな速度は実際には出ません。

実際に出るのは、速くても200Mbps以下。ほとんどの場合、数十Mbps前後です。

「え?詐欺じゃないの?」と思われるかもしれませんが、詐欺ではないです。WiMAXに限らず、他のモバイル回線や固定回線の光等も含めて、消費者向けのインターネット通信サービスは「ベストエフォート型」のサービスと呼ばれています。

ベストエフォートとは、「最大限の努力」という意味です。「理想値は440Mbps出るけど、他にたくさんの人が使ってたら実効速度は遅くなるよ」というようなニュアンスです。

インターネット回線というものは、多くの人が使えば使うほど、一人あたりの速度は遅くなります。なので、「必ずこの速度は出ます」というようなサービスを消費者向けに行うのは不可能です。

ベストエフォート型に対し、「ギャランティ型」という一定の速度を保証するインターネット回線サービスも存在します。しかし、これは企業向けの非常に高コストなサービスで、一般人向けのサービスではありません。ギャランティ型の通信を行うには、利用者専用の回線を用意する必要があるからです。

話を元に戻すと、「WiMAXは最大速度440Mbpsと謳っているけど、実際にそんな速度は出ない」ということです。実際に出る速度は、ほとんどの場合、数十Mbps前後です。

快適にネットを使える速度はどれくらい?

「数十Mbps」と言われても、「速いのか遅いのかわからない」という人が多いのではないでしょうか。

じつは、ネットを快適に使うには、5Mbpsもあれば十分以上。WiMAXの速度なら十分快適にネットを使えます。

例えば、多くの人にとっては「Youtube等の動画を見る」というのが最も回線速度を必要とする行動です。それでも3Mbps程度あれば高画質の動画をストレスなく視聴可能です。

なので、多くの人はWiMAXの速度で不満に思う可能性は低いでしょう。

しかし、例外もあります。例えば、株取引でなるべく高速で安定した回線が必要な人や、FPS等のラグにシビアなゲームをプレイしたい人などです。こういう人は、WiMAXはやめたほうが良いです。

端末による実際の通信速度の違い

さて、「どの端末を選んだら良いか?」という話をしていたのでした。

W04、WX03という2つの機種が最大速度440Mbpsで最も速いです。

次いで、旧機種のW03が最大370Mbps、W02、WX02、Home+CAが最大220Mbpsとなっています。

「速いほうが良い」という話をしましたが、実際にインターネットを快適に使うには5Mbpsもあれば十分という話もしました。それなら、「220Mbpsの旧機種でも十分なんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、なるべく最大速度が速い機種を選んでおいたほうが良いと思います。

例えば、電波状況が悪いところで、W02のような旧機種では2Mbpsの速度しか出ない場合でも、最新機種のW04やWX03なら4Mbps出るというような場合があるからです。

WiMAXはモバイル回線なので、どうしても電波状況が悪い場面はあります。携帯電話の電波が入りづらくなることを想像していただければわかりやすいと思います。最新機種のほうが電波のつかみが良いので、快適に使えるでしょう。

よって、おすすめは最新機種で、最大速度440MbpsのW04とWX03になります。この2つのうちのどちらかを選ぶのが良いでしょう。


おすすめは最大440MbpsのW04かWX03の2択!

その2. 機能の違い LTEオプションが使えるかどうか?

ここからは、W04とWX03の比較をしたいと思います。

W04とWX03の最も大きな違いは、LTEオプションが使えるかどうかです。

W04はLTEオプションが利用可能ですが、WX03はLTEオプションが利用できません。

「そもそもLTEオプションってなに?」という方に向けて、簡単に説明します。

LTEオプションとは

WiMAXを契約すると、WiMAX(正確に言うとWiMAX2+)の電波を利用可能なのはもちろんですが、それに加えて有料オプションで「au 4G LTE」の電波も利用可能です。

オプション料金は月1,005円です。少し使っただけでも1,005円支払わなければならないので注意が必要です。

WiMAXに加えてLTEを使用できるメリットは、利用可能エリアを広げることができることです。この2つのネットワークは全く違う回線設備によるサービスなので、例えばWiMAXが対応エリア外の場所でもLTEなら利用可能ということがありえます。

LTEオプションは必要?

LTEオプションは、ほとんどの方にとっては不要です。

なぜかというと、WiMAXだけでほとんどのエリアに対応可能なので、高いオプション料を支払ってLTEを使うほどではありません。

LTEを少しでも使うと月1,005円のオプション料が発生してしまうので、そんなに気軽に使えるものではないです。大多数の方は、LTEオプションを全く使わずWiMAXモードのみしか使っていないと思いますね。

ただし、WiMAXの3年プランを契約する予定の人は、必ずW04を選んでください。理由は後述します(todo)

W04とWX03どちらを選ぶ?

W04はLTEオプションが利用可能で、WX04は利用できません。

しかし、どうせほとんどの人は使わない機能なので、どちらを選んでも変わりはないです。

ちなみに、「W04にはついていないけどWX03にはついている」というような機能はありません。なので、「もしかしたらLTEオプションが必要になるかもしれない」と思う人は、W04を選んでおくと良いでしょう。

W04を選ぶデメリットはないので、迷ったらW04を選んでおけば間違いないです。


LTEオプションは使わないと思うけど、よくわからないな・・・もしかしたら使うかも?

不安なら、LTEオプションを使えるW04を選んでおこう。WX03と比べてデメリットがないからね。

「LTEオプションは使わないので、どっちでもいい」という人は、デザインが気に入ったほうを選べば良いと思います。

その3. デザイン

W04とWX03のデザインを比べやすいように、画像を作って見たのでご覧ください。

大きさの比較用にiPhone8を並べてみました。iPhoneと比較すると、一回り小さめのサイズ感です。

W04は縦長なスティックタイプです。WX03は、縦幅がW04より小さく、横幅は少し大きいです。全体としては、WX03のほうがコンパクトに感じると思います。

重量を見ても、W04は140g、WX03は110gなので、WX03のほうが30g軽いです。

先ほどお話した通り、WX03はLTEオプション機能がないので、重量を軽く、コンパクトに設計できるのでしょう。

こちらはオプションでつけられるクレードルにセットした画像です。

どちらのデザインが好みでしたか?WX03は機能が少ないぶん、よりコンパクトで軽く仕上がっています。しかし、W04であっても重量はたったの140gなので、カバンの中にしまっておいても邪魔に感じることはないでしょう。


重さは100gちょっとしかないんだ。バッグの中にいれておいても全然重くなさそうだね。

うん。この2つの端末は機能的にあんまり差はないから、見た目が気に入ったほうを選んでもOKだよ。

端末の選び方 まとめ

端末を選ぶ3つのポイントをお話しました。

  1. 通信速度の違い
  2. 機能の違い
  3. デザイン

まずは通信速度の違いについて。より高速なものを選んだほうが良いので、最新機種であるW04とWX03の2択に絞られます。

次に、機能の違いについて。「LTEオプション」を利用可能なのはW04だけです。使う可能性が低い機能とはいえ、「もしかしたらLTEオプションを使うかもしれない」という人は、W04を選んでおきましょう。

WX03にできて、W04にできない機能はないので、迷ったらW04を選べばOK。

最後はデザインについて。W04とWX03は実際に大した機能の違いはないので、デザインが好みのものを選べば良いと思います。

以上の3つがWiMAX端末を選ぶポイントになります。


この3つのポイントに気をつければWiMAX端末を選べるんだね。

うん。W04かWX03、好きなデザインのほうを選べば良いよ。もし迷ったら、LTEオプションを使えるW04を選んでおけば後悔することはないよ。

でも、さっきの3つのポイント以外に気をつけることはないの?例えば、価格とか、バッテリーの持ち時間とか、対応エリアとか・・・。

3つのポイントにさえ気をつけていればOKだよ。それ以外のことは対して変わらないしね。一応、そのへんの解説もしておこうか。

「3つのポイント」以外の要素は?

WiMAX端末を選ぶために3つのポイントをお話しましたが、それ以外の要素は考える必要はないのでしょうか?例えば、以下のようなことが思い浮かびます。

  • 対応エリア
  • バッテリーの持ち時間
  • メーカー
  • 発売時期
  • 価格

これらについても解説しておきましょう。

対応エリア

W04とWX03は、同じ「WiMAX2+」の電波を受信できます。なので、対応エリアは全く一緒です。

バッテリーの持ち時間

バッテリーの持ち時間は、全体的にWX03のほうがやや長いです。しかし、WiMAXはどの端末も十分すぎるほどバッテリー持ちが良いので、WiMAX端末を選ぶときにバッテリーの持ち時間を気にする必要はあまりないと思います。

W04は、待ち受け状態(休止状態)で約850時間、連続通信時間は「ノーマルモード」で約540分(9時間)です。

WX03は、待ち受け状態で約1,100時間、連続通信時間は「ノーマルモード」で約600分(10時間)です。

先ほどのデザイン比較で、WX03のほうがコンパクトで重量も軽いことがわかりましたが、それにもかかわらずWX03のほうがバッテリーの持ち時間も長いです。やはりLTEオプション機能を削ってるぶん、他の性能が高くなっているのでしょうか。

とはいえ、W04でも十分すぎるバッテリーの持ち時間です。WiMAX端末はどれを選んでも十分なバッテリーの持ち時間ですね。

メーカー

この2つの端末は異なるメーカーが作っています。このあたりも、人それぞれ好みがあるかもしれませんね。

W04は中国メーカーのHuawei製、WX03は日本メーカーのNEC製です。

「WX03は日本製」というふうに書いてあるサイトをよく見かけますが、私はWX03が日本製である根拠を発見できませんでした。WX03の本体や取扱説明書等に、製造地の情報が書いてないのです。

製品に原産国を表示する義務はないので、別に製造地を明かさなくてもいいんですよね。(参考:原産国表示について|消費者庁

「WX03は安心の日本製」と書いているサイトが多いですが、「NECは日本メーカーだから日本製だろ」というふうによく調べないで書いているような気がします。

まあ、W04もWX03も低品質な端末ではないので、あまり気にしなくて良いと思います。

発売時期

端末の発売時期をまとめました。

端末名 発売日 最大速度
W04 2017/2/17 440Mbps
HOME L01 2017/2/17 440Mbps
WX03 2016/12/2 440Mbps
novas Home+CA 2016/10/7 220Mbps
W03 2016/6/4 370Mbps
W02 2016/2/19 220Mbps
WX02 2015/11/20 220Mbps
URoad-Home2+ 2015/3/13 110Mbps
W01 2015/1/15 110Mbps

今選ぶなら、最新端末のW04、WX03、L01の3つがおすすめですね。

端末が新しくなってくるにつれて通信速度が速くなっているのがわかると思います。2年前のW01(110Mbps)と比べて、現在の端末は440Mbpsと4倍になっていますね。

WiMAXを2年間利用するとなると、今買った端末を2年間使うことになります。そう考えると、現在の最新端末を買っておくべきでしょう。

価格

価格はどの端末も19,000円前後です。しかし、価格はあまり関係ありません。なぜかというと、WiMAXの端末を定価で購入することはないからです。

WiMAXのプロバイダ(MVNO)は、どれも初回契約時に端末価格を割引しています。WiMAXのプロバイダは20社ほどありますが、ほぼ全てのプロバイダで0円〜2,000円ほどの端末価格になります。

なので、WiMAX端末の価格はあまり気にする必要はないのです。

選ぶ端末によってキャッシュバック額が変わることはある

WiMAXのプロバイダの中には、キャッシュバックキャンペーンを行なっているプロバイダもあります。

例えばGMOとくとくBBは、人気の端末や最新端末を選ぶとキャッシュバック額が下がり、不人気な端末や古い端末を選ぶとキャッシュバック額が上がったりします。

なので、キャッシュバック額が高くなる端末を選ぶのはアリかもしれません。

以上、WiMAXの端末の選び方についていろいろお話しましたが、基本的に最初の3つのポイントに気をつけていればOKです。

  1. 通信速度の違い
  2. 機能の違い
  3. デザイン

WiMAXプロバイダでお悩みの方は、こちらの記事を参考にしてください。→WiMAXプロバイダ比較完全版

WiMAX端末について その他いろいろ

ホームルータータイプを選ぶのもアリ?

WiMAXの端末はモバイルルータータイプが一般的ですが、ホームルータータイプも存在します。

ホームルータータイプの中で最新機種のL01は、Wi-Fiの他に2つの有線LANポートを備えており、最大で42台の機器と接続可能です。

デメリットは、当たり前ですが外に持ち運べないこと。常に電源に繋げていないと使えません。

ホームルータータイプは、固定回線からWiMAXに乗り換えるような方に人気なようです。

では、ホームルータータイプの端末を選ぶのはアリなのでしょうか?

私の意見は、「絶対に外でWiMAXを使うことはない」というなら、ホームルータータイプを選んでも良いと思います。

ホームルータータイプは、モバイルルータータイプと比べて通信が安定しやすいというメリットがあります。

しかし、「ホームルーターとモバイルルーター、どちらを選ぼうか迷っている」という人は、絶対にモバイルルーターを選んでください。

モバイルルータータイプは、性能的にもホームルータータイプとほとんど差がないです。最大速度は同じ440Mbpsですし、通信速度が大きく不安定ということはありません。

それに対して、「持ち運びができない」デメリットが大きすぎます。少しでも外に持ち運ぶ可能性があるなら、モバイルルータータイプを選びましょう。

ホームルーターのメリット・デメリットを整理すると、このようになります。

  • メリット:モバイルルータータイプと比べて少し通信が安定する
  • デメリット:持ち運びができない

「持ち運びができない」という大きなデメリットに対して、メリットは小さいです。モバイルルーターでも普通に安定しますからね。

迷ったらモバイルルーターを選んでおきましょう。屋内据え置きでも普通に使えますよ。

3年プランを契約したい場合

WiMAXは2年プランが普通ですが、3年プランというのも存在します。

3年プラン?なにそれ?って方は飛ばしてOKです。多くの方は2年プランを選ぶので、この項目は関係ありません。下にスクロールしていってください。

さて、3年プランを契約したい方は、絶対にW04かL01を選んでください。

なぜかというと、LTEオプションを使える端末がW04とL01の2つだからです。3年プランの特徴は「LTEオプション料が無料になる」ということなので、それを活かすためにはW04かL01を選ぶ必要があります。

WX03はWiMAX2+モードしか使えません。なので、せっかく3年プランを契約しても、LTEオプション料が無料になるという特典を全く生かすことができません。

以上、WiMAXルーターを選ぶポイントを解説しました。

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