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2015年1月30日から、WiMAXの新端末「Speed Wi-Fi NEXT W01」が登場しました。
この端末はどんな特徴を持っているのか、紹介したいと思います。
キャリアアグリゲーションが使える
W01は、この記事を書いている2015年2月時点で、キャリアアグリゲーションを使うことができる唯一の端末です。
キャリアアグリゲーションとは何かというと、複数の周波数帯の電波を同時に使用することで、通信を高速化させる手法です。
いままではWiMAX2+の最高速度は110Mbpsでしたが、キャリアアグリゲーションを使うことによって最高速度220Mbpsまで高速化します。
「WiMAX」が使えない
W01は、「WiMAX」が使えません。
どういうことかというと、現在、WiMAXの電波には2種類あります。「WiMAX」と「WiMAX2+」です。
「WiMAX」は古い電波で、最大速度40Mbpsしかでません。さらに、2015年春からは13.3Mbpsまでに制限され、2018年に完全に停波する予定です。現在、新規申し込みは受け付けていません。
「WiMAX2+」は先ほど書いた、最大速度220Mbpsの電波です。WiMAXは徐々に規模を縮小していき、2018年には「WiMAX2+」に完全に一本化されます。
そういう流れがあるので、W01では「WiMAX」の電波には対応していません。WiMAX2+がWiMAXに劣る部分は無いので、実際に使っていて困るときはありませんよ。
サイズ、大きさ
- サイズ: W120 x H59 x D10mm
- 重量: 113g
長辺が12cmで、例えるとiPhone5とちょうど同じくらいの大きさです。厚さが1cmで、一般的なスマートフォンよりは少し厚みがあります。
重さが113gで、バッグに入れておいても全く気にならない重さだと思います。
より小さく、軽い機種として、古い機種ですがNAD11という端末があります。そのあたりの比較はこちらの記事を御覧ください。→W01とHWD15とNAD11の違い
バッテリーの持ち
- 連続通信時間: 最大8時間
- 連続待受時間: 約730時間, 約36時間(クイックアクセスモード設定時)
W01はHuawei製のルーターで、一世代前の製品はHWD15という端末です。
バッテリーはW01のウィークポイントで、旧機種のHWD15よりも、バッテリーの持ち時間は短くなっています。HWD15は連続通信時間10時間ですが、W01では8時間になってしまいました。
バッテリーよりも薄さ、軽さを優先して開発されたのだと思いますが、旧機種よりも短くなってしまったのは残念ですね。とはいえ、8時間持てば十分だと思います。
W01のメリット・デメリットまとめ
W01のメリット
- キャリアアグリゲーションが使える
- 薄くて軽い
キャリアアグリゲーションによる最大220Mbpsの高速通信を使いたい方は、現時点ではW01しか選択肢がありません。
W01のデメリット
- バッテリーの持ちが短くなった
バッテリーの持ち時間は、同じHuawei社製の旧機種HWD15に劣っています。
W01については以上です。
W01を選ぶ場合の、最安値プロバイダー
W01を選ぶ場合、最安値プロバイダーはGMOとくとくBBです。
GMOとくとくBBでW01を選んだ場合、端末代金が0円になる上にキャッシュバック額が27,390円になります。
キャッシュバック額が最大になるのはNAD11を選んだ場合で、29,000円もらえるのですが、1,610円の差額で最新端末のW01を手に入れることができるのでW01を選んだほうがお得ですね。
W01とクレードル(台座型の充電器)とのセットだと、23,790円のキャッシュバックになります。クレードルは必ずしも必要なものではありませんが、あると結構便利なので、キャッシュバック額は減ってしまいますが購入することをおすすめします。
というわけで、W01を選ぶ場合の最安値プロバイダーはGMOとくとくBBです。W01とクレードルのセットで、23,790円のキャッシュバックを受け取ることができます。
GMOとくとくBBの詳細はこちらの記事を御覧ください。→【毎月更新】GMO とくとくBBの評判、料金、キャンペーンを比較!
クレードルなしなら27,390円のキャッシュバックを受け取れますが、クレードル付きをおすすめします。
ちなみに、2番目に安いプロバイダーは@nifty WiMAXで、15,100円のキャッシュバックです。過去にGMOとくとくBBでWiMAXを契約した事がある人は、同プロバイダーで2度キャンペーンを使うことはできないので、@niftyがおすすめです。
WiMAX全プロバイダーの料金比較→【毎月更新】WiMAX料金比較ランキング